職歴シリーズ〜くら寿司統括リーダー編〜
遠い遠い神の国、島根は出雲まで異動した新卒入社2年目の僕。
この当たりから、店長職に入社2年以内に昇格しないと減給ルールが迫ってきた事もあり、セクションリーダーの次なるステップ、4つのセクションを束ね現場を指揮する統括リーダーの訓練が始まりました。
統括リーダーとは基本的に現場の全てをコントロールし、回転寿司の流す皿数、商品指導、各セクションリーダーへの指示、クレーム対応、人手が足りないポジションへ一時的にヘルプに入る、、等、まさに指揮官!
セクションリーダーとして自信をつけた僕も、統括リーダーの難しさを前にまたまた自尊心が折れかけました。
統括リーダー試験というものがあり、怖くて恐ろしいマネージャー陣の前で現場を収めないと、店長に昇格できませんでした。
出雲にいた頃は正直、会社を辞めたいとはじめて思い始めた頃でした。出雲に行く前からも辛いなと思った事は何回もありましたが、辞めるのはまだちょっと早いかなと考えていたので、この辺から仕事に対するモチベーションも下がりはじめました。それに、出雲で辞めてしまったら大阪に帰る引っ越し費用とかその他めんどくさいな、、という気持ちもありました。
結果的に出雲には10ヶ月ほど在店し、ここで統括リーダー試験に合格する事は叶わず、舞子店(兵庫県)に異動となりました。
舞子店でも統括リーダーとして1年以上勤務し、上司にも恵まれ、結果的にこの店で試験に合格する事となりました。それまでの一年間、2年以内に店長ルールが発動し減給となり、モチベーションが下がってしまい、もはや会社を辞める事しか考えていませんでした。
ただ、く〇寿司にいた期間で統括リーダーとしての経験は、今後の人生で多いに役立つと思います。