消防設備士独立備忘録

飲食→ビルメン→消防設備士→起業への道のり

乙6受かるか心配、、

9月から1人増員する事となっている。

その人物は現在の会社に退職の意向を示し、受理されたようで今は引き継ぎの為に忙しなく働いている事と思う。

彼は消防設備の仕事は未経験であり、私は彼に「ひとまずは消防設備士乙6の取得をお願いします!」と念押ししている。というのも9月から増員といっても彼にしてもらう業務は他社さんの応援業務なので、こちらとしても未経験の人間を「はい、よろしく」と元請けにほっぽりだすのはさすがに気まずい。

せめて、雀の涙程度に乙6を入社前に取得していれば、なんとか格好もつくだろう。乙6さえ取得すれば、取り敢えず点検資格者の受講資格も得られる。その後は実務を学びながらお好みで資格を揃えれば良い。

しかし、彼は今、現職の引き継ぎ業務で勉強どころではないと思われる。ただでさえ忙しい業務内容なのに、消防設備に触った事のない人間が乙6を短期間で一発合格なんてできるんだろうか、、。

乙6は言わずもがな「消火器」の範囲だが、蓄圧式と加圧式の違いから学びましょうのレベルだと相当の勉強時間を要するだろう。

しかし彼は、消防設備士よりはるかに難易度が高いとされる、「宅建士」を一発で合格しているという猛者でもある。あわよくばいけるかも、、?という期待も少しはある。

まだ入社していない彼に乙6合格を促すなんて、ひどい奴!と思われるかもしれないが、この消防設備士という商売、資格の有無で露骨に金額が変わるのだ。こちらも生き延びる為、仕方あるまい。

さて、どうなる事やら。